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カリフォルニア州の山火事と強風の影響を受けたロサンゼルス郡の労働者を対象に災害失業支援(DUA)の提供が開始

Published:

発行日:2025年1月14日
ニュースリリース番号25-04
問い合わせ先:Lores Levy/Greg Lawson
916-654-9029
mediainquiries@edd.ca.gov

重要事項:山火事と暴風の影響を受け、通常の失業保険の対象とならない労働者および自営業者に対し、連邦災害失業支援(DUA)の提供が開始された。DUA給付金の請求は2025年3月10日までに行わなければならない。

サクラメント発 — 激甚な山火事と暴風の影響を受けたロサンゼルス郡の労働者は、連邦災害失業支援(DUA)または通常の失業保険給付の申請が可能となった。本給付金は雇用開発局(EDD)が運営・管理を行う。DUAは通常の失業保険の対象とならない労働者(自営業者など)のうち、災害の影響により失業または労働時間の削減を余儀なくされた者を対象とする。

連邦緊急事態管理庁(FEMA)は、ロサンゼルス郡において災害により直接的に雇用または自営業の機会を失った者について、連邦DUA給付金の申請資格を認めた。今回のDUAの適用は、2025年1月8日に大統領が発出した大規模災害宣言(FEMA-4856-DR)を受けたものである。

また、ギャビン・ニューサム知事はロサンゼルス郡に緊急事態宣言を発令すると共に、継続中の火災の影響を受けたコミュニティを支援し、通常の失業保険給付の対象となる被災労働者について1週間の待機期間を免除する行政命令を発出した。本命令により、雇用主は州給与報告書の提出または給与税の納付について最大60日の期限延長を要請することも可能となる。

DUA給付金は2025年1月12日の週に開始した損失に対して適用される。受給資格のあるフルタイム労働者は最大26週間にわたり、週186ドルから450ドルの給付を受けることができる。パートタイム労働者についても給付金の受給資格が認められる場合がある。1月12日の時点で失業状態にあった受給資格者は、1月12日より後に申請した場合であっても、同日を起算日とする給付金の請求を行うことができる。本緊急給付金の支払い対象期間は2025年7月12日の週をもって終了する。

DUA給付金は、連邦政府により宣言された災害の被災者のうち、通常の失業保険の受給資格を有さず、かつ以下のいずれかの条件を満たす者に対する支援となる。

  • 被災地において、勤労者、事業主、自営業者であった者、または勤務や自営業の開始が予定されていた者を含む。これには農業および漁業従事者も含まれるが、それらに限定されるものではない。
  • 災害により通勤が不可能となった者、または災害による直接的な被害で職場が物理的に損壊し、業務遂行やサービス提供が不可能となった者。
  • 災害による直接的な被害で負傷し、勤務や自営業の継続が不可能となった者。
  • 災害により世帯主が死亡したため、新たに世帯主となった者。
  • 災害により従事できなくなった勤務または自営業が、従前の主たる収入源であった者に限る。

被災労働者は、申請書上の「最近の災害により直接的に失業した」旨の設問にチェックを入れなければならない。EDDは、DUA給付金の請求を処理する前に、申請者が通常の失業保険給付の受給資格を有するか否かを確認する必要がある。この手続きの過程で、申請者はEDDによるDUA請求の処理が行われている間、通常の失業保険の受給資格がない旨の通知書を受け取ることがある。被災労働者は全員給付金を申請すべきである。EDDが、DUAと通常の州失業保険のいずれが適用されるかを判断する。

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正当な理由による遅延申請を除き、DUA給付金の請求は2025年3月10日までに行う必要があります。

必要書類はすべて、DUA申請の提出日から21日以内に提出する必要があります。必要書類には、直近の連邦所得税申告書、給与明細書、または災害発生時に申請者が就労中もしくは自営業であったことを証明するその他の書類が含まれます。自営業者に係る証明書類は、取引金融機関、政府機関、またはその事業について知見を有する者による宣誓供述書から入手可能です。

給付金申請の最も迅速かつ簡便な方法は、myEDDを利用し、英語、スペイン語、アルメニア語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語、タガログ語、ベトナム語に対応しているUI Onlineを選択することです。オンライン申請の際は、給付金受取方法としてデビットカードや小切手の郵送ではなく、銀行口座への直接振込を選択することで、給付金を自動的に受け取ることができます。

緊急時には、雇用開発局(EDD)の担当者が、災害復旧センターと呼ばれる地域支援センターで直接お手伝いいたします。

現在、以下の災害復旧センターが開設されています。

パサデナ市立カレッジ コミュニティ教育センター

3035 E. Foothill Blvd.
Pasadena, CA 91107

UCLA リサーチパーク ウェスト

10850 W Pico Blvd.
Los Angeles, CA 90064

開設時間等の詳細については、カリフォルニア州緊急サービス局(Cal OES)のニュースリリースを参照してください。

また、休日を除く月曜日から金曜日の午前8時から午後5時までの間は、以下の電話番号で申請することも可能です。

  • 英語・スペイン語:1-800-300-5616
  • アルメニア語:1-855-528-1518
  • 広東語:1-800-547-3506
  • 韓国語:1-844-660-0877
  • 北京語:1-866-303-0706
  • タガログ語:1-866-395-1513
  • ベトナム語:1-800-547-2058
  • その他の言語:1-800-300-5616.通訳サービスは無料で提供されています。
  • TTY:1-800-815-9387

EDDのウェブページ「災害関連サービス」には、災害の被災者向けのより詳しい情報が掲載されています。雇用主の方は、「Emergency and Disaster Assistance for Employers」のページを参照するか、EDDの納税者支援センター(電話番号:1-888-745-3886)に連絡して、報告や納税申告の期限延長に関する情報を入手してください。

求職者は最寄りのAmerica's Job Center of CaliforniaSMにおいて、求人検索や職業訓練プログラム等の各種リソースを活用できます。

現在の災害情報については、ready.ca.govを参照してください。

EDDは、連邦緊急事態管理庁(FEMA)の委託を受け、米国労働省雇用・訓練局のカリフォルニア州における連邦災害給付プログラムを運営管理しています。